開業1年目ブログ【行政書士リライサポート事務所】

-R7.6に行政書士事務所を開業した40代女性の開業1年目奮闘記-

初めての地域ボランティア#開業まで126日

160日後に行政書士事務所を開業したい40代の女性が目標達成に向けた日々を綴るBLOGです。

今日で#開業まで126日! 

 

こんにちわ。

今日はどんよりな関東です。

昨日は退職する前に申し込んだ①小学校での絵本読み聞かせボランティアについて書きました。

 

↓昨日の記事はこちら

rely-support.hatenablog.jp

今日は、②つ目について書こうと思います。

退職したらやってみたいと思った私が申し込んだ2つ目のこと

それは、②地域の高齢者のお互い様サポート事業に申し込んだことです。

 

1.お互い様サポート事業って何??誰が運営しているの?

まずはここだと思います。お互い様サポート事業と私は書きましたが、私の地域では”お互い様事業”という名前がついています。

運営母体は社会福祉協議会です。

社会福祉協議会って名前は聞いたことがあるけれど何をやっているかよく分からない方は多いと思います。私もその一人でしたが、仕事上社協社会福祉協議会)と関わったことがあったり、自身の子供が放課後保育クラブ(いわゆる学童です)に入っているため社協の活動は少しだけ知っていました。

もう少し具体的に活動内容をあげると・・(地域により異なります)

地域支援:地域の相談窓口拠点の設置

     お互い様事業   等

子供支援:放課後保育クラブの運営

     こども食堂の支援  等

暮らしや権利に関する支援: 

サポートが必要な方(認知症・知的障害等)の福祉サービス利用援助

後見制度

経済的な不安がある方の相談窓口  等

と、このようになっています。

社会的弱者と言われるような障害者・高齢者・子供や低所得層に対しての支援や窓口になっているため、地域内で欠かすことができない存在だと思います。

私が申込をしたのは地域支援である”お互い様事業”で、これは地域住民が運営主体となって、高齢者・障がい者・子育て中の世帯など日常生活の困りごとをお手伝いする事業です。営利目的ではありませんが有償の支え合い活動です。。

困った時は”お互い様”、”地域で支え合おう”という信念からきていて、それは私の思う一番身近な地域貢献と合致していました。

この事業の存在を知ったのは近所にある掲示板で「活動協力員」の募集をする貼り紙でした。

この近所の掲示板ですが、皆さんの地域にもありますか?

私は近所をよく散歩したりするのでいたるところにこの掲示板を見つけますが、自分が生まれ育ってきた地域には今思うとこういった掲示板はあまり見かけなかった気がします。

この掲示板ですが、私のとっては大事な情報源になっています。子供が行きたがる自治会のお祭りやイベントの案内はもちろんのこと、今回のような地域住民のために開催されるセミナーや事業の案内等も掲示されます。

掲示板で貼り紙を見た私は問い合わせ先に電話をし、後日近所の社協の窓口に活動協力員の登録に出向きました。

2.お互い様事業の協力員ってどんな仕事をするの?

なんとなく想像はついていたものの実際にどんな活動をするのかは登録時に知りました。

私が想像していたのは掃除、洗濯、買い物、ゴミ出し等ですかね。これらに加え、庭の手入れやスマホやPCの操作方法を教えてほしいとか話し相手、スポーツ等趣味の相手をしてほしいというような相談もあるそうです。

登録内容はこんな感じでした。

      ①住所等の個人情報

      ②活動できる地域

      ③活動できる曜日や時間帯

      ④自分ができること   

②は自宅から徒歩か自転車で行けるところに限られます。車の使用は不可で、公共交通機関を使ったとしても費用は自己負担になってしまいます。

④はアピールポイントのようなものでしょうか。

例えば私であれば

    スマホ・PCの使い方を教えられる(レベルは問わない)

    一般的な家事OK    

    草むしりOK   等です。

社協が窓口となり相談者からの内容に応じて適当な協力員とマッチングするのでこれらの情報が必要になってきます。

登録の手続きと一緒に事業についての説明がありました。まだ立ち上げてから間もないとのことで協力員を増やしたいというお話や、40代の方は協力員では若い方だと言うことも聞きました。

この後は社協が「地域・曜日・活動内容」をマッチングした上で合う案件があれば電話をくれることになります。

どんな案件だとしても活動してみたいと退職以降電話が来るのを待っていました。

    

3.ついに案件の電話がかかってきた!

ある時携帯に社協から「〇月〇日〇時〜○○地域の方の△△のボランティアに行くことができますか?」と電話がありました。

個人情報の関係もあり詳しくは書けませんが、高齢者からの買い物代行の依頼でした。今まで別の方が買い物をしてくれていたが事情によりしばらく行けなくなったとのことで社協に相談があったようです。

期間限定ではありますが、二週間に一回程度、計4回ほど買い物代行をする案件でした。自宅からも近く自転車で通える場所でした。

早速第一回目の日程が決まり、初回は社協の担当の方と一緒に自宅に伺いました。

この事業は有償事業のため、社協と利用者でも利用契約のようなものがあるようです。

チケット制になっており、ボランティアと利用者が直接現金をやりとりすることはありません。

ちなみに利用者の負担は30分250円、1時間500円です。そのうち数百円を協力員の活動料としていただくことができます。

利用者と少し話をした後、事前にメモに書いていただいた商品を近くのスーパーで買い物するのですが、買い物メモを見ながら事前に色々な確認をしました。

・例えばカット野菜であれば、何が入っているのが良いか、ダメか?

ミニトマトであれば小パックや大パック等の量の確認

・買いだめするものであれば賞味期限の確認は必要か?

・銘柄の指定がない場合は安いものを選んだほうが良いか?

・指定の品がない場合はどうするか?(代替え案があるか)

普段自分が買い物していれば考えることなく咄嗟に取捨選択しているのですが、自分の買い物でない場合事前に確認しておかないと実際に買い物に行ったときに迷いますよね。

そして現金で買い物代を受け取り、買い物に行ってきました。土地勘が多少あるとは言え住宅街の細かい路地は初めて通る道が多く、スーパーまでの道のりを覚えておく必要がありました。そして普段使わないスーパーは売り場の位置がよく分からずなかなか効率的に買い物ができなくてやきもき・・。

それではメモ順に買おうと思うと売り場内を行ったり来たりすることになり効率が悪く、でも漏れがないように買うにはチェックする等必要だなと思いました。

買い物の代行って思ったより難しい!!!

何とか無事買い物が完了し、荷物を持ちまた利用者の自宅に帰ります。買いだめなので結構な量で正直重い・・。次は自転車で行こうと決めました。

利用者の自宅に戻りおつりとレシートを渡し、買ってきたものをどうするか確認して冷蔵庫に入れるなり置いておくなり対応します。

その後は少し利用者とおしゃべりをしました。本当に雑談です、日当たりが良いですね、とかそんな感じです。基本的には利用者さんのお話されるのが中心ですが、私はこの雑談がとても楽しかったです。

こういう機会がなければ知り合うことがなかった地域の方のご自宅で、何の目的もなく何気ないお話をする。年齢が離れているのもお互い良かったのかもしれません。母と娘のような感覚で、穏やかで暖かい空気が流れていました。

この後利用者さんに簡単な日報のようなものを書いていただきこの日は1時間で初めてのボランティアが終わりました。

 

やってみた感想についてはまた明日書こうと思っています。

長くなりましたので、今日はこの辺りで。

 

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#開業後は「行政書士リライサポート事務所」で活動予定